9's Fantasyに隠された秘密
去年のM3春にてリリースされた
私の作品9's Fantasyという作品があります。
実は少しだけ
秘密というか変わったことを
やったので、リリースから
1年くらい経つしそろそろ
いいかなと思うのでバラしちゃいます。
多分これは気がついている人が
多いと思うんですけど、
10曲目のFantasy10には
「そり!」というクワイアが
12曲目のFantasy12には
「それな!」というクワイアが入ってます。
あまりにも自然な流れで入れている
のでもしかしたら気がついていない
人もいると思うのであえて載せておきます。
で、ここからが本題
こっちは聞いただけではわからない
ので気がついていない方が
多いと思います。
8曲目のFantasy 08は
一見何の変哲も無いピアノ曲です。
しかしこの楽曲の作りかたは
かなり特殊で
世界中でもこの方法を使っている
人はまずいないだろうと思います。
まぁ
早い話が半自動作曲で作っています。
なぜ半自動かというと一部を
手動でやる必要があるからです。
鳴らす音源を決めたり
少しばかりの設定をしたり
最初だけノート(音符)を
置くだけなんですが。
あとは自分がうまいこと組み上げた
設定を使えば全部自動でやってくれます。
どのタイミングで何の音を鳴らすか
ベロシティ(音の強弱)をどのくらいに
するかなどなどは全部自動です。
しかも最初の設定で、不協和音というか
音をぶつからないように
設定してあるので、音的には
おかしいところはなく
普通に楽曲として聴けてしまう
感じになっています。
という感じの隠された制作方法
があります。
この楽曲はちょっとこの仕組みを
使って実験をしてみたかった
という部分が大きいです。
今後またどこかで使うんだろうか?
それはまだわかりませんが
せっかくあることだし何か
面白いことに使えればいいなぁと思います。
ちなみに9's Fantasyは
おかげさまでM3やAPOLLOと
いったイベントで
毎回購入してくれる方が多く
記事を書いている時点
で残り4部と残りわずかに
なってしまいました。
本当にありがとうございます。
この場を借りてお礼を
言わせていただきます。
9's Fantasyは
OZnation Storeで通販を
しているのでまだ持っていない
という方はこの機会に
ぜひゲットしていただけたらと思います。
作品紹介
9's Fantasy
幻想的かつ浮遊感そして壮大な
サウンドを収録した作品。
全15曲収録