WHISKEY BONBON STRIKE!制作秘話
4月6日にまさかの公開！
そして4/28リリースの アルバム SAVAGE SWEETSにも収録！
Soft Lab. 、RIZARDI、そして私3名による合作曲である
WHISKEY BONBON STRIKE!
今回はこの楽曲の制作の裏側、制作秘話てきなものを
綴っていきたいと思います。
ことの発端
ことの発端は2023年12月のこと
RIZARDIさんから今度のM3でアルバムリリースを予定していて
その中の楽曲として1曲を3人合作で作りたいという
お話をいただいたところからでした
その時点から楽曲の方向性は大まかに決まってました
・ウイスキーボンボン
・強力すぎてノックアウトされてしまうような楽曲
・3人の個性をなるべく引き立てたい
必ず前に出てくるパートを作る
・シングルカットとしてアルバムリリースより先に
楽曲単体でのリリース
・その際のジャケットも専用で描き下ろしで用意したい
みたいな感じだったと思います。
なかなか面白い話でしたし、個人的にもRIZARDIさんとは
合作したいなと思っていたので即時やります！と答えた覚えがあります。
いざ制作開始！
話をいただいたのは12月で年末ということもあり
個人的に慌しかったので実際に作業に着手したのは1月に入ってからでした。
この曲はイントロはプレビューで聞くだけでは同じ曲なのかと
言わんばかりのジャズで始まる楽曲なのですが
最初のイントロの部分は私に任されていたので、ここの雰囲気などで
この曲の流れが決まる比較的重要な部分でした。
本当にここができないと、ここに続くパートもできないので
責任重大！さぁどう作るかというのは結構考えていたきがします。
第一印象と世界観を作る
ウイスキーといえばバーなので一番意識したのはバーらしさでした。
大人の雰囲気、隠れ家、しっとりしてる感じ
ただあくまでイントロでここから曲の雰囲気が大きく変わる
という流れなのであまり長すぎてもいけない。
曲の世界観というかイメージを構築しつつも8小節に収まるようにし
さらに次に繋げるためのキーというか繋げやすさ、
バトンを渡すような感じでパートとしては短いけど
考えることは多いというイメージでした。
曲としての緩急も持たせたかったのでイントロの部分は
あまり楽器数も増やさずにわずか4トラックしかも全て
Logic付属の音源だけで仕上げてます。
イントロができた！
というわけでこんな感じでできたーとなり
とりあえず全員に共有しあとは任せた！という感じになりました。
それからまた日がたち、続きがRIZARDIさんから上がってきました。
私のジャジーなイントロから見事にハードなサウンドへ繋がった
デモが出てきました。
私がイントロを作った時は次に繋げやすいように
あえて長めの余韻を残していておそらくRIZARDIさんなら
ここからうまく繋げてくれるだろうと思っていたのですが
まぁ見事です！個人的には狙った通りです！
感動しました！！
ここから先はSoft Lab.とRIZARDIの出番なので
曲としての部分の私の作業は一旦小休止という感じです。
そのあと出てくるデモに対して意見を出したり
ジャケットの方面の話し合いしたりって感じでした。
完成が近づいてきた
その後も諸々とやりとりが続き
ある程度楽曲の完成形が見えてきました。
ただまだ途中のブレイク部分が仮の状態だったので
ブレイク部分を私とSoft Lab.で中心に作ることにしました。
しかしなんだかんだでこの時すでに3月、もうリリースまであと1ヶ月
くらいに迫っていたのでこの部分は個別ではなくてもう
2人集まって一緒に進めたほうが早いとなったので2人の予定を
合わせて一緒に仕上げていくことにしました。
イメージをもとにサウンドと展開構成
RIZARDIさんからも大体こんな感じにしたいというイメージも
いただいていたので、ある程度参考にしつつも
事前のイメージがFuture感のあるサウンドだったので
割とこっちに寄せたいのかな？と思いつつ作業開始！
コード進行などの土台はSoft Lab.が作りつつも
Future系のサウンド、音ネタは割と私の方が豊富なので
それらを混ぜつつも形にしていきました。
ただ直前のパートといきなり繋げてもなんかこう
しっくりこないのでここで私が、じゃあいっそのこと
イントロの雰囲気に戻しちゃう？ってなり
スウィングジャズ調のものが完成し前の部分と
繋げてみると、ガラッと雰囲気が変わり
意外性があって面白い感じになりました
その後に元々作っていたFuture系の部分に
繋がるように制作してビルドに繋げるという
一連の流れができました！
これで形は見えてきた、ここで終わりでよかったはずだが…
これで終わりではなかった
ここで魔がさしました
制作している最中に、私がふざけてこのスウィングジャズの
ウォーキングベースをハードスタイルキックにしたら
面白いのでは？という案がよぎってしまい
実際にやってみたところ、あれ？これ結構ありだぞ？
となりウォーキングベースをハードスタイルキックに
変えたおもしろジャンルが出来上がってしまったのである！
(ちなみにこのハードスタイルキックは私の完全オリジナルです)
とりあえずできてしまったので
普通に作ったスウィングジャズ路線のものと
ふざけて作ったウォーキングハードスタイルの２パターンを
RIZARDIさんに渡しました。
その後
2つ出したのはRIZARDIさんの意見を仰ぎたかったという
意図があったのですが、結果としてはまさかの後者が
採用されてしまいましたw
個人的には後者はかなりふざけて作ったのでまぁ
採用されることはないだろうと思っていたのでまさかでしたw
と諸々が出来上がりリリース前の最終調整です。
一通りの部分を繋げて聞き、おかしいところとか気になるところは
ないかなどを確認しつつバランスを整えたりして
何とかリリースにこぎつけました！
完成した感想
今回の楽曲は素直に面白いこともやりつつ挑戦的な部分も
含んだことができたので、楽しかったですし
楽曲としても結構お気に入りです。
コンセプトに定めた通りの雰囲気、世界観、サウンドで
この3人だからこそできたとても愉快な楽曲が
出来上がったと思ってます。
本当にいい経験と刺激になりました。
ジャケットに関しても以前から交流のあるモロッコさんに
担当していただいて、もうパーフェクト！文句なしの
ものが出来上がったと思ってます。
ぜひ、WHISKEY BONBON STRIKE!
スウィートなサウンドと強烈なキックをご堪能ください！
最後に
曲はどうやって買うの？どこで聞けるの？
ってなると思うので諸々まとめます！
ぜひゲットしてたくさん聞いてください！
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